あの人に株をやめさせる方法

株はやっていない人から見ると、ギャンブルと同じでうさんくさいものです。

家族や親しい人が株にはまってしまっている、大損しているので、どうにかしてやめさせたい。そんな困りごとはないでしょうか？

そんなあなたにとっておきの方法を教えます。ぜひ、参考にしてください。

無理にやめさせようとしてはいけない

最初に注意事項ですが、株を無理にやめさせようとしてはいけません。株はやっている人にとっては、麻薬のような効果があるのです。

誰しもが、思いがけず儲けしてしまって「俺って実は株の天才じゃないか」と思ってしまう瞬間があるのです。

無理にやめさせようとすると、きっと反発されますし、ますます裏でコソコソやることになります。

あえて株の資金を渡してしまう

最初にやるべきことは、３０万〜５０万の株資金を気前よく渡してしまうことです。それで、「いろいろ勉強したんでしょ。株で儲けられるか、このお金で試してみてよ」と言っておきます。

ただし、結果については必ず報告してもらうように約束してください。ここは大事なところです。教えてくれなければ、家を出て行くとか、縁を切るとか、脅してもいいです。

さて、１ヶ月後どうなるでしょうか。

残念ながら、渡したお金はすべてなくなっている可能性が高いです（泣）。

しかし、ここで怒ってはいけません。

「株ってやっぱり難しいよねー」と同情しましょう。ついでに「個人投資家って、結局、大口とか機関投資家の餌食にされているだけらしいよ」とか言っておきましょう。

ここまでは作戦どおりです。あと、もう少しです。

IPOを提案する

次に提案をします。それは、IPO(新規公開株)です。

IPOって何？という話ですが、要は新しく上場した企業の株を抽選で買えるシステムです。IPOを初値で売れば、ほぼほぼ儲かります。２倍とか３倍になることも珍しくありません。暴騰してから暴落するのが特徴です。上場していきなり暴騰するので、最初から売りの注文を出しておきます。

下記は、最近のデータです。

抽選に当たるだけで４０万とか５０万のお金が入ります。これってすごくないですか？当たればですが（笑）

なぜ、これだけ暴騰するかというと、上場する会社も株価を上げたいんですね。そのために、最初に発行する数をうまいこと限定しています。

複数の証券口座にお金を預ける

IPOは当選する可能性がとても低いです。当選するために必要なこととして、下記をアドバイスしてください。

• 少なくとも公募価格分は証券会社にお金を預けないと、抽選に申し込めない
• ネット証券会社よりも、昔ながらの証券会社からの方が当たりやすい
• できるだけ、多くの証券会社の口座をつくると当たりやすい（１０社とか）
• できるだけ、大きい金額のお金を証券会社に預けておくと当たりやすい

これは全部本当のことです。お金をいろんな証券口座に預けてしまいましょう。さて、これがどんな効果があるのでしょうか。

ネット証券会社以外にお金を預けてしまうことで、投資資金を凍結することができます。なぜなら、普通の株取引は手数料が安いネット証券会社しか使わないからです。IPOのために預けたお金というのは、IPO以外に使われる心配はありません。

これで、ミッション完了です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。資金を凍結できるだけでなく、運が良ければ、大きな収益も手に入ります。株をやめさせたい場合は、IPOをやらせましょう。

あれ、IPOも株だった！（オチ）